ぼたん鍋(しし鍋)

2022年12月3日

ぼたん鍋(しし鍋)

丹波篠山市

こんにちは、タンポポ東洋はり灸院の池田です。

昨日、丹波篠山市の商品券で地元の“ぼたん鍋処 如月庵さん“でぼたん鍋をいただいてきました。
ぼたん鍋を食べたのは2014年に鍼灸の資格を取ってから初めて往診をすることになった患者さんから、しし肉をいただいて祖母に作ってもらった以来で、それ以外では中学のスキー教室と小学校の自然学校で食べたぐらいです。
僕が育った地元では食べる習慣がまだありますが、他の地域の方はもしかしたら、しし肉を食べたことがない方も多いのかもしれないです。ちなみにしし肉は独特の癖があることから味噌鍋で食べます。その独特の癖から好き嫌いが別れますが、僕個人はみんなで食べた思い出があり、結構好きです。

2018年から丹波篠山市に住むようになってから商店街を通る度に、いつかは食べに行きたいなとずっと思っていたので、今回こうやって丹波篠山市の商品券を購入することができて、思い切って念願のぼたん鍋を食べに行くことができました。

如月庵さんは約40年程前からされているお店で昔ながらの建物に洋を所々に取り入れた“ザ老舗“という雰囲気の良いお店でした。
僕ら家族は上と並みのしし肉を半々にしたメニューを選び、色々説明を受けながら最初から最後まで見ていただきました。
味は味噌に栗を入れたのがベースで、甘いんですが、すごくあっさりとして、とても美味しく食べれました。
お肉の柔らかさはやや硬いのですが、時間をかけて炊くほどほろほろ柔らかくなっていきました。
最後はうどんで閉め、味噌の出汁とすごく合っていて、美味しかったです。
お肉も一枚一枚が大きく、お野菜もたくさんで、2歳の息子がしし肉を食べれるか心配していましたが、しっかり食べてくれて本当に良かったです。
今年の冬は特に冷えますので、この時期のぼたん鍋はお勧めです。
来年も是非行かせていただきたいと思いました。
如月庵さん、丹波篠山市役所の商工観光課の皆様、本当にありがとうございました。

ここから、個人的に猪のお肉がなぜ食べられるようなったのか気になりましたので、調べてみました。
古くから猪のお肉は“万病に効く食べ物”として信じられていて、無病息災の象徴だったそうです。
実際、猪のお肉には良質のタンパク質を始め、疲労回復や皮膚の健康、新陳代謝を促すのに必要な『ビタミンB群』などが豊富に含まれ、牛肉や豚肉に比べてカロリーも低く、悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラにしてくれる効果が期待されいるとのことです。
詳しくはリンクを貼っておきますので、もし良かったら見てみてください。
なぜイノシシの肉を使うと「ぼたん鍋」? – ニッポン放送 NEWS ONLINE (1242.com)

それと、これはマクロビオティック(正食)の話になるのですが、季節のものを食べるのが身体には良いと言われています。例えば冬ですと、白菜、人参、大根、ごぼうなど、お鍋に入れる野菜は身体を温めてくれます。
逆に冬にトマトやきゅうり、スイカ、麦茶などの夏のものを取ると身体を冷やします。
ですので、季節のものを食すのが一番身体には良いです。
これはまた食養生のところでお話させていただきたいと思います。

それと僕自身がしし肉を食べて大丈夫なのかですが、普段は鶏肉を中心にたまに牛肉や豚肉も食べています。これはあくまで個人差がありますので、体調に合わさて様子を見ながらにしてください。
また後程、自身の体験談で食事のことは書こうと思います。

以上、タンポポ東洋はり灸院でした。

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