自身の体験談「クローン病①」

2022年11月27日

自身の体験談「クローン病①」

クローン病について

こんにちは。

一昨日のスペイン戦、まさか勝てるとは思わなかったですね。

朝、4時半から観たんですが、後半開始早々で追いつき、そこからすぐに逆転する展開はかなり興奮しました。

これでドイツとスペインを破って1位で決勝トーナメント。これは誰も予想していなかった、まさに奇跡ですね。ただ出てる選手は奇跡だなんて想っていなかったと思います。みんなが一つになって団結して信じた結果だと思います。

そして、僕も奇跡は起こると起こすと信じる中の一人です。病気になって、世間では難病=治らないと言われ、諦めそうになりましたが、東洋医学に出会って、治るかもしれないと思い、そして鍼灸の道に入り、絶対に治すと想い、今日までやってきました。
すみません、前置きが長くなりました。ここからは少し僕の話をさせて下さい。

この内容をクローン病の方、診断を受けて間もない方、ご家族、パートナー、身内、周りでいらっしゃる方に一人でも多く読まれることを祈っています。
少しプロフィールの内容と重複してしまうのですが、ご了承ください。

僕がクローン病を診断をされたのは2005年の8月です。
当時、大学3年生の夏休みのことでした。
その年、2月にも今までに感じたことのない腹痛があり、その時は夜間に駆け込みました。
今まで痛みには我慢強い方で、その時は救急車も頭に浮かびましたが、一人暮らしで呼ぶのに抵抗があり、原付で途中全身が痺れて感覚がなくなり、休みながらなんとか行ったのを覚えています。今考えると、よくそんな状態で行ったなと思います。その時は不思議にあんなに痛かった痛みが、病院に行けた安堵感なのか無くなり、レントゲンを撮っただけで帰りました。その時は自分が病気だとは全く思わず、痛みが治まってくれて良かったというぐらいでした。

そして、少し間が空き、次の腹痛が夏休み前日でした。テストが終わり、みんなで学食を食べて帰りました。その時に食べたのが鶏の唐揚げのあんかけ定食でした。その当時は自分が病気だとは何も知らないので、色んな物を食べていました。今思うとぞっとします。これが僕の人生でしっかり食べた最後の唐揚げになります。

食べてから数時間して、夕方にかけてまた同じような痛みがどんどん強くなっていきました。
またしばらくしたら治まると思っていましたが夜になっても治まらず、ずっとくの字になってお腹を押さえていました。この時、腸閉塞になる一歩手前だったのですが、この痛みは入院してから1回と、結婚してからの1回の計4回経験しています。やはり4回とも同じくの字になって押さえるのが一番楽に感じました。すみません、余談です。

やはり夜になっても治まらないので、痺れを切らして、また同じ病院に原付で行きました。今度は痺れることはありませんでした。
病院に行くと次は前回と同じようには帰してもらえず、あなたはある病気の疑いがあるから検査入院をしようと言われて僕の夏休みは入院生活で潰れることになります。
そして、その日に家族にも連絡をして遠いところわざわざ来てもらい、先生と色々と話しているのを見て、あっ自分は疑いではなく、そうなんだと悟りました。

そして、次の日から入院生活(夏休み)が始まりました。

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