花粉症対策

2023年3月7日

花粉症対策

タンポポ東洋はり灸院について健康対策

こんにちは。
ご無沙汰しております。タンポポ東洋はり灸院の池田です。
ここ最近、花粉がピークを迎えたとのことで、みなさんは体調いかがでしょうか。
きっと、花粉症でお悩みの方が多くいらっしゃると思います。
そういう私も花粉症がひどい方で、目や鼻がしんどくなります。
ただここ数年はお陰様で落ち着いていまして、一番ひどかった年が2019年の2~3月だったと思います。
私はこの時に東京の師匠に出会うのですが、鍼灸とある漢方薬をいただき、大分改善しました。
その時にしてもらった内容や花粉症に効果的な内容を今回はブログにさせてもらいます。

2019年の年は鼻水から鼻づまりになり、本当に苦しくて夜が熟睡できていませんでした。日中も眠たくぼーっとして身体がだるく頭痛があり、今までの中でも一番と言っていいぐらいひどかったです。
その時に縁があって、師匠の石丸先生に出会うことになります。
しかも出会ったのが偶然にも4年前の今日です。
以前から石丸先生の治療を受けたかったのと、花粉症が過去一と言っていいぐらいひどかったのもあり、今でも鮮明に覚えています。
ちなみに私はクローン病の持病があるのですが、このクローン病の体質の人はほぼ花粉症や鼻の症状を持っていると言われていました。

その時の施術の内容をざっくり紹介します。
①眉間の間のツボ上印堂(かみいんどう)に鍼を鼻に向けて刺して置いておく。
②経絡治療で自然治癒力を高める。これが一番大事な部分です。家でいうところの基礎になります。
③手首、足首にあるツボと背骨の症状のある部分に鍼。
④お灸で効果を更に底上げする。

以上、ざっくりなんですが、こういう流れでした。
特に鼻に症状があったので、①の上印堂(かみいんどう)の鍼と④のお灸で、前髪の少し上に上星(じょうせい)というツボに少し熱めのをしてもらい、すごく効果がありました。
ちなみに私は学生時代、鼻水が止まらい時は上星(じょうせい)にずっと鍼を刺していました。
ただここに鍼をした場合、ずっと刺しておかないと効果が続かないので、そのまま外出はできませんので、お灸をするのがお勧めです。お灸は効果が持続してくれます。
私は鼻水が止まらなくなった時はここにお灸をします。ここのお灸は本当によく効きます。


それともう一つ、ある漢方薬なんですが、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)というのをいただきました。
こちらは1日3回食前又は食間に飲むのですが、これもすごく効果がありました。
こちらは箱にアレルギー性鼻炎に適応と記入があります。
ネットでも買えるので、たまに症状が強い時は買って飲んでいます。

ここからは少し花粉症のことについて書きます。
日本で最初の花粉症の報告例は1961年のブタクサ花粉症と言われいます。
それまでにも花粉症の症状はあったと思うのですが、花粉症と言い出したのはこの時からみたいです。
ちなみに本来は花粉は人間に対して異物ではなく、現代人の一部の人が勝手に反応していると言われています。
その原因に敗戦から食事が変わったことや、添加物、農薬などが挙げられます。
以前、聞いた話では、昔は窓のアルミサッシがなかったので、窓や扉の隙間から花粉が入り、中と外がそんなに変わらなかったのが、今はアルミサッシでほとんど入らなくなったことから、急に外に出ると大量の花粉に反応してしまうと言われていました。
あと、乳製品や小麦、白砂糖をやめて花粉症が改善した例もあります。
これらは腸内に炎症を起こしますので、腸内環境を整えることが大事になってきます。乳製品は多くの方が良いと思われていますが、日本の多くの方が乳糖不耐症なのは事実です。

ただ今からすぐに体質を変えることは難しいですし、中には抗ヒスタミン薬が眠たくなるから嫌だという方や、私みたいにクスリ(漢方薬以外)を飲むのが嫌な方がいると思うので、そんな方に私なりに対処療法を書きたいと思います。

①甘い物、白砂糖を控えてみる。食事量を気持ち減らす。
②漢方薬(麻黄附子細辛湯、小青竜湯)を飲む。
③上星(じょうせい)や迎香(げいこう)というツボを指押し。
④水で目を洗う。


以上、他にもあるのですが、こちらをお勧めします。
私の経験上、①の甘い物ですが、以前、炭酸飲料を患者さんにいただいて久しぶりに飲んだ時に、すごく鼻水が出たことや、お菓子を食べると鼻水が出やすいなと感じます。食事量も減らすと腸内に負担がかかりませんので良いと思います。
②の漢方薬は私個人は麻黄附子細辛湯をお勧めします。ネットで検索してみてください。
③は鼻水には上星(じょうせい)を鼻づまりには迎香(げいこう)を押してみてください。
あくまで指押しですので、その場しのぎなのですが、やらないよりは効果はあると思います。
できるだけツボ付近を指で探して、他と比べて明らかに痛いところがありますので、そこをしっかり目に押してあげてみてください。
④の水で目を洗うのは花粉を流してくれますので、ドライアイの私はこの時期よくしています。ゴロゴロしているのがすごくすっきりして気持ち良いです。
昔はアイボンでやっていましたが、目に良くないとのことで、今は水道水で洗っています。容器がない時は手に水を溜めてしています。ちなみに100均のゴーグルを分解するとアイボンの容器みたいになって使い易いです。

以上、長くなってしまったのですが、少しでも参考になれたら嬉しく思います。
まだまだ辛いと思いますが、なんとかこの花粉の時期を乗り越えましょう。
もし何か分からないことがありましたら、何でも聞いてください。
それとお近くの東洋医学専門でやられているところを頼ってみてもらえたらと思います。
以上、タンポポ東洋はり灸院でした。



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