木の芽立ち
こんにちは、タンポポ東洋はり灸院の池田です。
今回は、ちょっと遅過ぎるのですが、木の芽立ちや五月病のことについて書きたいと思います。
5月ももう終わりなのに、本当にすみません…
今月、ゴールデンウイーク前後、以降に、頭痛や腰痛(ぎっくり腰も含め)など、急激な症状を訴える方が多かったと思います。
これは、東洋医学的に診て、時期的なものと、この気温のなかなか定まらない、朝と夜が極端に冷え込んだり、日中が極端に暑い、お天気の影響で冷え込んだりが影響したのではと思います。
それと、この木の芽立ちの時期が大きかったです。
木の芽立ちとは、新芽の出るころのことを言います。
私の祖母が、昔からこの新芽の出るころが、一番人間が弱ると言っていました。
私は、20才で病気になってから、この意味がようやく分かりました。
持病や、古傷を持たれている方、疲れやすい方は、この5月が相当しんどかったと思います。
昔は自分の体ではないような、すごく重たい時期もありました。
ただ、私に関しては、もう5月が来た、嫌という苦手意識はなくなりました。
今では、この時期はこういう方が多いな、やっぱりそうなるよね、という感じでいます。
この影響を受けている方は、私がいつも言っている、呼吸器(肺)タイプの方です。
私も嬉しくありませんが、このタイプの一人です。
このタイプは良くも悪くも、すごく気候に敏感で、キャッチしてしまいます。
季節の変わり目になかなか順応するのが苦手な印象です。
呼吸器(肺)タイプの特徴
〇風邪をひきやすい
〇鼻炎
〇便秘、下痢
〇肩こり
〇ぜんそく(小児ぜんそくも含む)
〇皮ふ症状(荒れやすい、乾燥肌)
〇冷え性(手足)
〇花粉症
〇朝にとくに症状がある、弱い
〇季節の変わり目に体調を崩す
〇ぎっくり腰の経験がある
〇動き出しに痛みが出る
〇人の目が気になる、大勢のところにいくと疲れる
〇エネルギー切れしやすい
〇頑張り過ぎる
もうコピペしたのかという程、毎度同じみの内容と画像です。
このタイプの方は、こちらのツボに千年灸やドライヤー(軽めに10~20秒程)で温めることをお勧めします。
〇大椎(だいつい)
〇孔最(こうさい)左右とも
こちらのツボは、当院で一番多くお灸をしているのでは?というぐらいよく使います。
もう明日から6月ですが、まだまだ気温が安定しませんし、お天気も不安定です。
上の症状に当てはまる方は、一度騙されたと思って、大椎と孔最を温めてみてください。
以上、タンポポ東洋はり灸院でした。