立春

2024年2月1日

立春

タンポポ東洋はり灸院について健康対策東洋医学

こんにちは。
タンポポ東洋はり灸院の池田です。

新年から色々なことがあり、あっという間に1ヶ月が過ぎました。
今月は、2月3日の節分で、1年が切り替わり、4日から立春に入ります。
まだまだ寒いですが、暦上は4日から春になります。

私はよく当院に来られる方に、季節の変わり目は、体調の変化が起きやすいので、気をつけてくださいね、とお伝えしています。

特に当院に来られる方の多くが、呼吸器タイプ(肺)の方が多いですので、変わり目には要注意です。

呼吸器タイプの方の特徴としまして、
喘息や小児喘息を持っている、便秘、下痢、乾燥肌で肌が荒れやすい、風邪を引きやすい、朝がとにかくしんどくて苦手、朝に症状が強く出る、末端冷え性、疲れやすい、眠りが浅い、寝た気がしない、色白、ストレスに弱い、人の目を気にする、気疲れする、などです。

正直、全てが当てはまるわけではありませんが、この中の症状で、少しでも当てはまりましたら、恐らく呼吸器タイプだと思ってもらって間違いないです。

このタイプの方には、当院ではこちらのツボを温めることをお勧めしています。
〇大椎(だいつい)
〇孔最(こうさい)

こちらに千年灸、またはドライヤーで10秒程全体的に温めることをお勧めします。
そうすることで、皮ふの強化につながり、外からの影響を受けにくくなります。

それから最後に、春の季節は、五臓では「肝」になります。
肝は、欲望の臓器で全身の血流に大きく関係しています。
春になると、その肝が弱くなりますので、夜中の1~3時の間は、しっかり睡眠を取るように心掛けてください。
夜中の1~3時の間は、肝の時間と言われ、全身の血液の3分の2が肝に戻り、解毒すると言われています。
ですので、この時間はできるだけ寝てもらうように心掛けてください。

もし夜勤でどうしても寝れないという方は、一度どうしたら良いか、ご相談ください。

では、2月4日から仕切り直しということで、色々ありましたが、みなさんがどうか良い1年を過ごせますように願っています。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

以上、タンポポ東洋はり灸院でした。

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