20年ぶりのインフルエンザ
こんにちは、タンポポ東洋はり灸院の池田です。
先月、21日からインフルエンザA型にかかり、1週間お休みをいただき、ご迷惑をおかけしました。
個人的に、11月中頃に無理をしてしまい、今となっては、なぜあんな無理をしたのかと反省しています。
今、患者さんや、私の周りでもインフルエンザが流行っています。
私自身、以前かかったのは、19歳の時でした。
ちょうど、21日は私の誕生日で、39歳でインフルエンザにかかり、20年ぶりとなってしまいました。
最近、食事が乱れているなと反省していたところでしたので、これを期に体調管理にはしっかり気をつけようと強く想っています。
今回、インフルエンザにかかりましたので、インフルエンザや風邪を引いた時の、私がやっている対応を参考の為に、書かせてらいます。
昔は、みなさんと同じで、インフルエンザや風邪を引いて熱が出た時は、解熱剤を使い、熱をいち早く下げて、食事をしっかり食べないと良くならないよ、と言われ育ちました。
ただ、今の勉強会に出会ってからは、全く別のことを教わりました。
まず、熱が上がった時は、解熱剤を使わない。
その間は、食事はほとんど取らず、水分(ミネラル)をしっかり取る。
大きくは、この2点がベースになります。
まず解熱剤を使わないですが、なぜ熱が上がるのか?です。
熱が1℃上がるごとに免疫力が上がると言われています。
インフルエンザや、風邪を引いた時は、体はウイルスと闘います。
その時に、体の免疫細胞が活性化しますので、熱を上げます。
それを、もし下げるとどうなるのか?です。
まずウイルスが喜びます。
そして、せっかく闘ってくれている細胞は勢力を弱めます。
そうなると、インフルエンザの場合、脳脊髄液脳関門というところを通り、脳症や脳炎になる場合もあります。
脳脊髄液脳関門は、一番通ってはいけないとされる、脳の一番大事な関門です。
現に通った方は、脳に損傷をおっています。
ですので、熱が上がった時はできるだけ、自己免疫力で頑張りましょう。
ちなみに、今回、私は最高40.2℃上がりました。
二日間高熱が続いた時は、さすがにフラフラでしんどかったですが、お世話になった先生に何℃まで大丈夫か?聞いて、42℃までは大丈夫とのことでしたので、気合いで乗り切ました。
私の体感として、自分の上限は40.2℃前後だなと感じました。
もし42℃超える場合は、ないとは思いますが、その時は解熱剤を使ってください。
脳がタンパク質の変性になるのが、42℃と言われています。
生卵が、ゆで卵になる時の温度です。
その次に、食事を取らずに水分を取るですが、これも免疫力に関係しています。
胃腸と免疫力は密接に関わっていると、ここ最近言われるようになってきました。
まず食事をすると、胃腸に血流が集まり、消化吸収にエネルギーと時間がかかります。
よく寝る前に食べると、体が休まらないないというのは、この為です。
人間の体は、体調不良が起きた時に、食欲が落ちるようになっています。
それは、胃腸を休めて、ウィルスと闘うようにという生理現象です。
その時は、できるだけ食事を控えて、水分をこまめに取ることをお勧めします。
できるだけ、甘い物は避け、自然塩を多めに入れるようにしてもらえたらと思います。
ちなみに私は、スポーツドリンクを半分に薄めて、お塩を入れて飲んでいます。
これで、自然に熱が下がるのを待ちます。
以上、今回はインフルエンザや、風邪を引いた時の対応を書きました。
もし、いつも長引く方には、参考にしてもらえたらと思います。
これからどんどん寒くなると思いますが、みなさん体調管理にはお気を付けてください。
タンポポ東洋はり灸院でした。